個体によって値段が違う
フェレットはペットショップなどでは、2万円から3万円ぐらいで売られています。
他の動物と比べると、少し値段は高くなっています。
個体によっても値段は差があり、まず毛色の違いで値段が違ってきます。
フェレットには、「セーブル」「チョコレート」「シナモン」などの毛色がありますので、個体数の少ない毛色では、値段が高くなります。
「セーブル」や「チョコレート」などの人気のあるカラーも値段が上がります。
公式には認められていない色もありますので、そのような個体はミスカラーとして値段は下がります。
どこで育てられたかでも値段は違い、外見や性格が同じような個体でも、飼育元でも値段は変わります。
ファーム
フェレットは素人での繁殖は難しいために、ファームと呼ばれる繁殖場があり、そこから各国に輸出されます。
ファームによって、体格や毛色に違いがあり、それぞれで特徴が出ます。
・マーシャル
ニューヨークのファームであり、初めて日本に輸出したところです。
マーシャル産のフェレットは細めで大人しく、マイクロチップも入っており、保証されています。
・マウンテンビュー
こちらもニューヨークのファームであり、日本での流通量は少なく、大人しい個体が多いです。
・パスバレー
ペンシルバニアのファームです。
カラーの種類が豊富で、しっかりとした体で丈夫なフェレットが多いです。
ペットとして飼育されるフェレットの養殖場としては、最大級です。
飼育環境
フェレットを飼うならば、やはりケージにトイレ、水入れやえさ入れ、ハンモックなどは用意しないとなりません。
また散歩もさせないとならないので、リードも必要となります。
最初にこれらの道具を揃えるだけで、最低でも3万円ぐらいはかかります。
餌やトイレの砂などを用意すると、毎月5,000円ぐらいはかかります。
フェレットは飼うとしたら通院させる必要があり、5歳頃を過ぎると加齢により老衰し、病院にときどき行くことになります。
もしも手術するとなると、数十万円もかかりますので、それぐらいのお金に余裕は必要です。
イタチの仲間なので、大人しく穏やかな個体が多いです。
しかし肉食なのでかみ癖をもっており、体の大きい個体は力を誇示するために凶暴になることもあります。
しつけすることは可能ですが、犬よりも大変です。
餌は、高タンパク高脂肪の食品が理想であり、鶏肉や豚肉など、また魚介類や乳製品などをあたます。
繊維質は消化できずに便と一緒に排出しますので、繊維質の多い食べ物はあまり与えない方が良いです。
フェレット専用のフードも売られているますので、それを買って与えても良いでしょう。
水は専用に買うような必要はなく、水道水を与えれば十分です。