メイクの順番で変わる仕上がり
メイクを覚えたての頃というのは、あまり深く考えずに手元にあった用品から順に使ってしまったりすることがよくあります。
初めてのメイクということで気合を入れてかなり高いメイク用品を購入したのに、実際にメイクをしても思うように決まらないということもよくあるわけですが、その原因はもしかしたらメイクの順番に関係しているかもしれません。
メイクには一般的な順序があり、その手順を間違うと全体のバランスが取りづらくなりメイクそのものに時間が余計にかかったり、何度もやり直しをしてしまったりします。
一般的な手順での基本的なメイク方法を覚えると、それまでとは比べ物にならないほど簡単に、しかもキレイにメイクを仕上げることができるようになるのでぜひマスターしてみてください。
ベースメイクをマスターする
メイクの出来を左右するのはなんといってもスキンケアです。
メイクの一般的な流れとしては広い場所~細かい場所へというやり方が王道であるため、最初にメイクをするのは地肌へのファンデーションとなります。
ですがいきなりパウダーファンデを肌に乗せたりすると、肌にうまくなじまずに粉ふきのような状態になってしまったり、色ムラが出て不自然な肌になってしまったりします。
顔へのファンデーションを塗る前にはまずベースメイクをしっかりとすることが基本です。
まず肌質を整えるためにスキンケア製品を地肌になじませ、それから化粧下地を使って肌に色を乗せやすくします。
それから自分の肌色に合ったファンデーションを塗って、仕上げに部分的に気になる肌色を整えるためのコンシーラーをつけていきます。
このときポイントになるのが化粧下地で、できるだけ肌にしっとりとなじむよいものを選んでおくと肌を守りつつ仕上がりを自然にすることができます。
地道な肌ケアがメイクを楽にしてくれます
しかしいくら効果なベースメイク製品を使っても、肝心の肌がボロボロの状態になってしまっていては何度も塗り直しをしなくてはならず時間ばかりがかかります。
そこで究極的には楽にキレイに見えるメイクをするためには、地道な肌ケアをしていくことが大事になってきます。
肌ケアとしては定期的にパックをしたり、毎日の洗顔後に丁寧にスキンケアマッサージをしたりということがあります。
毎日の生活で化粧を落とさずにそのまま眠ってしまったり、夜更かしを繰り返していたりするとどうしても肌荒れが起こりやすく、メイクの大敵である吹き出物も出やすくなります。
肌質維持こそが最大のメイクという気持ちを持って、夜寝る前だけでも丁寧なケアをしておくことを心がけましょう。