部屋選びのポイント

部屋選びのポイント

部屋探しにはコツが必要です

受験生時代の苦労が実り希望の大学に合格をすることができたなら、さっそく通学のための環境を整えていかなくてはいけません。

大学受験のシーズンは1月中旬頃に毎年行われるセンター試験を皮切りに、3月くらいまでをかけて私立大学の試験や国公立の2次・3次試験を受けていくことになります。

早い人なら2月に入ってすぐくらいには既に入学する大学を決定することになりますが、まだまだ余裕があるからとのんびり構えていてはいけません。

春先というのは大学生の入学・卒業による賃貸物件の出入りが激しくなるとともに、社会人も転勤が出る不動産業者のかき入れ時です。

よりよい部屋を見つけるためには人よりも早くに動いてよい物件をおさえておくことが大切なので、希望大学への入学が決まったらすぐにでも部屋さがしに動くくらいの迅速さが必要になります。

入居する部屋を探すときにはただ漫然と選ぶのではなく、いくつか条件を絞り込んでそれに合った物件を探すという方法が便利です。

参考>>賃貸部屋探しマニュアル

ネットだけでなく実際に自分の目で見る

今どきの部屋さがしではネットを通して広い地域から物件検索ができるようになっているので、地方に住んでいる人にとっても大変便利です。

大手の不動産会社のサイトなどを見てみると、地域やエリア、沿線などから簡単に絞込をかけることができるようになっているので、いくつかのサイトで試しに調べてみて使いやすいところからピックアップをしてみるとよいでしょう。

不動産会社の多くがたくさんの入居者を募るため、その物件の現状がわかる写真をたくさん掲載してくれているので、自宅にいながらなんとなくどんな物件かがわかります。

ですがそうした写真だけに頼るのではなく、気になる物件があったらできるだけその部屋に直接言って内覧をしてみてください。

もし引越し先の地域が比較的近く何度も足を運べるようなら、朝・夕方のように時間を変えてそこに行ってみるのもおすすめです。

駅からの距離を実際に歩いたり、近隣にある生活用品のお店に入ってみたりというところまでができればかなり部屋選びを慎重に進めることができます。

賃貸物件だけでない今どきの住居事情

大学生が単身で住むとなると、まず最初に候補になるのはアパートやマンションなどの賃貸物件です。

ですが一般的な賃貸物件では敷金や礼金、仲介手数料、共益費などといった家賃以外の多くの費用がかかるのが通例となっています。

そのため引っ越しにはかなりの金額を一時的に用意しなくてはならず、入学金と初年度授業料などと合わせるとかなりの出費となってしまいます。

そこでより手軽に入居ができる新しいタイプの物件もここ最近で増えてきています。

マンスリーマンションやシェアハウスといった新しい形態の物件がそれで、独特の契約方法で安く入退去ができる便利なしくみとなっています。

不動産投資としてマンションを購入する親も

特殊な例として、親が不動産投資を行っており、子供の進学に伴ってマンションを購入する例もあります。

マンションの購入は決して安い金額ではありません。高級マンションですと、一戸建てを買えるくらいの値段になります。
しかし不動産投資を行っている親にとっては、自分の子供が住んでいれば融通を利かせやすいという利点があるのです。

不動産投資の方法として、安い物件を購入して、リフォームやリノベーションを行い買った時よりも高い値段で貸し出す方法があります。

通常リフォームやリノベーションを行っている最中は人が住むことはできません。

しかし子供が住んでいれば、その間にDIYで壁紙を貼り換えたり、天井の色を塗り換えたり、スイッチのカバーを取り換えたり、といったことにじっくり取り組めます。

特に仕事に忙しいがDIYしたい人にはうってつけなのです。

もし親が投資に興味があるのなら、相談してみるのも一つの手です。